人を良くする「食」

「人に良い」「人を良くする」と読む
「食」は、胃袋だけでなく心も満たし、
豊かな感性と味覚を育みます。食事は人と
人とをつなぐ「心の栄養」でもあります。

しかし近年、365日24時間営業のコンビニエンスストアや
レストラン、自動販売機がいたるところにあり、世界中の美味、珍味が
巷にあふれて誰もが好きなときにグルメを楽しめるようになりました。
その一方で、体に良くない食が引き起こす、人に悪い「ショック」が
急増しています。これを防ぐための食育の必要性が今、非常に高まっています。
食育では食に関する情報を「知識」として学習する次元から、
知識の応用、活用、行動実践が出来る「知恵」の次元に進めます。
食育を「人を良くするよう育む」と解釈し、「食べ方上手は一生の得」を
体得するのが食育活動です。

3大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)は、体をつくる材料であり、
エネルギーをつくるための燃料です。しかしそれだけでは、エネルギーや
細胞はつくられません。それらを使って、エネルギーをつくったり、
タンパク質やホルモンなどを合成したり、不要なものを分解したり、解毒したり、
消化吸収をおこなったりといった体の働きにはビタミン、ミネラル、酵素が欠かせません。
一般に、30品目の食事を摂りましょうと言われているのは、
様々なビタミン、ミネラルなどを摂るためです。
(3大栄養素だけなら、極端な話、かつ丼で十分です)

例えば、家をつくるとき、いくら材料があっても家はつくれません。
大工さんと道具があってはじめて家が建ちます。
その大工さんと道具にあたるのが、ビタミン、ミネラル、酵素と考えればよいでしょう。
ビタミン、ミネラル、酵素の一部は抗酸化作用を持ちます。簡単に言うと体をサビさせない、
体を老化させないということです。酵素をビタミン、ミネラルは互いに協力して働きます。
ビタミン、ミネラルはストレスが多かったり有害物質が多い環境では大量に消費されます。

主要なミネラル・ビタミンの働き


ワンポイントアドバイス

果物・野菜は食後(デザート)に摂ると糖分に変わります。
食前(空腹時)に摂ることによって、
果物や野菜の中の酵素が体に吸収されます。

野菜は野生の菜と書きます。
おいしい野菜で、天然のビタミン、ミネラルと野生の力を摂りましょう。